第1部アンサンブル紹介!(その2)

打楽器奏者の世界観・・・!


今回は第1部アンサンブルの中でも「変わりダネ」な2曲をご紹介します。

打楽器音楽の、どこまでも広がる可能性に注目です!

《Boys Table》 作曲:mayumana

今回のアンサンブルステージでは打楽器自体を使わないで演奏する団体もあります。

では何を使うのか?そうです、身体を使うのです。

身体を叩いてリズムを刻み、音楽を奏でる、その名もボディパーカッションです!

 

演奏するのはイスラエルのパフォーマンス集団mayumamaによる「Boys Table」という曲です。

 

テーブルを使ってリズムを刻み、さらに今回は「男女4人で夏を楽しむオリジナルストーリー」という独自の解釈で演奏をします。

ひと夏の思い出をボディパーカッションでどのように表現されるのか、注目どころです。

 

練習中の雰囲気はとても和やかで楽しそうでした。解釈に用いたオリジナルストーリーやsoloなどはメンバー全員で様々なアイデアを出しながら、試行錯誤を繰り返していました。どんなストーリーになっているのか、当日が楽しみです!

 

 

ボディパーカッションならではのかっこいいリズムもあれば、面白い動きもたくさんあり、聴きどころ見どころ満載です!

本番では息の合った演奏と一人一人のsoloにご注目ください!

《初代ポケモンメドレー》

 

皆さんはドレミパイプという楽器をご存知ですか?
名前の通り、叩くとドレミの音が出るパイプのことです。

見た目はカラフルで可愛らしく、子ども向けに海外でも人気な楽器です。

日本ではみなさまのお目にかかることも少ないのではないでしょうか。

 

今回のアンサンブルステージでは、このドレミパイプを当打楽器セクションの社会人メンバーが演奏します。実は学生メンバーも、先輩方のドレミパイプ演奏を楽しみにしています!

演奏する曲は「初代ポケモンメドレー」です。既に社会人であるOBOGチームならではのあの頃の懐かしい選曲ですね。1番道路やバトルの音楽を練習していました。
ドレミパイプの演奏方法は、1人1〜2本のパイプを手に持ち、机や体などを叩いて音を出します。練習では主に太ももで演奏していましたが、アザになるくらいしっかり叩いていました。カラダを張っている先輩方の姿、頼もしいです!

 

練習の様子からも伺えましたが、ハンドベルのように1人の奏者が複数の音を持ち替えるところが、一番難しく、見どころでもあります。


また、一つひとつのパイプの音が組み合わさって、ポケモンの曲が形作られていく様子にもぜひご注目いただきたいです。

例えるなら点と点が結びつく(星座のような)イメージでしょうか。一つのパイプではなんてことのないただ一つの音ですが、小さな変わった音のピースが組み合わさって音楽が成り立つという、ドレミパイプならではの魅力が感じられます。

 

4人の奏者で繰り広げられる、ドレミパイプの新しい音楽の世界を存分にお楽しみください!

打楽器音楽の無限の可能性!?


打楽器奏者は、他の管楽器や弦楽器などの奏者さんと異なり、一人で多くの種類の楽器を操ることが、大きな特徴の一つと言えるでしょう。

また、吹奏楽やオーケストラでも、楽器でないものを使う効果音のような音はそのほとんどを打楽器奏者が担当するということがあります。

 

楽器という枠組みにとらわれないアンサンブル編成や作品も、打楽器の世界では近年特に多く、演奏や出版されるようになりました。今後、どういったビックリなアンサンブルが音楽の世界に現れるかは、誰にも想像がつきません。

 

今回演奏する2曲も、どこからが音楽なのか、そんな枠組みを再び考えさせられるような、ある意味で最先端な2曲と言えるのではないでしょうか。

それでは、本番の演奏にご期待ください!